この写真の撮影したころ、あいにく手もとに一眼レフを一台も用意できていなかったのです。そこで目の前にあったLeica M3を工夫しながら撮影することにしました。このキノプラズマートf1.5レンズは貴重なHugo Meyer純正ライカスクリュマウントでしたが同社がライカC用に製作した距離計非連動仕様でした。 (距離目盛は無限遠から最短3feetまで。)わたしはこんなこともあろうかと用意しておいた自家製の「リグ」にセットしたLeica M3のバックドアを外してスリガラスを当てて、距離調整用にライカスクリューマウント用のシム、極薄型リングを取り付けたりしながらずいぶん遠回りしてやっとシャッターを切ることができたのです。 'Kino-Plasmat 1+3/8in f1.5' 'Fotochaton, Flickr'
by fotochaton
| 2012-02-16 17:01
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